401-500
- 花紡ぎ織り添えて
-
うつくしさへ乞う
-
快楽の透けたかいな
-
きみの揺籃の馨り
-
墜ちた魔女の茶会
-
群青夜半
-
まろい殺意
-
幸福に絶望しろ
-
万邦は一際の紺碧
-
ひとつかみの慟哭
-
君は永久不滅の呪い
-
愛がかじかむ
-
どうか抱き崩してよ
-
あなたという牢獄
-
花化粧とワルツ
-
星冠にあいの恋
-
夜の繋ぎ手/朝の解き手
-
わたつみより君へ
-
夜明けを惜しむ
-
残影を毟って喰べようか
-
星夜を彷徨いて
-
永遠を旅する僕らの王
-
鎖で繋ぎとめた証
-
死して愛を囀れ
-
潰えた星のレーゾンデートル
-
三世さんざめく
-
愛に似たなにか
-
あなたの紫煙を呑む
-
罰を偲ばせた雪原
-
神さまの躍る庭
-
君の痕はロストして
-
金木犀と柔肌
-
海面を擽る
-
半月の断末魔
-
花結う少年
-
ひらり舞う星屑よ
-
奇縁を嘲笑う
-
紺碧を悼む
-
奏でて霜花
-
贖罪にひれふせ
-
想いと云う裂傷
-
夏が訪う宵闇
-
ぼくら鬼のはらから
-
雪へ湧く宝石
-
濃淡にまみれた寿ぎ
-
僕が欠けた幸福論
-
空が示唆する開幕へ
-
安寧を祈る断罪者
-
傍観者たらしめる采
-
白々裂く道化師
-
鳴り止まぬ心臓を抉りとって
-
美しいままでいたいのに
-
君という病が息を潜めている
-
晩冬にたゆたう
-
生者の吐息を剥ぎ
-
遠すぎる恋を嘲るがいい
-
背骨の腐り落ちた真昼
-
お飾りの他人でいて
-
君を喰む朝陽
-
やさしい春の遺言
-
去り往くきみの海境
-
沈痛と隣りあう
-
円匙で掬った夜
-
いつまでも融けあえない
-
沈殿するなら僕も混ぜて
-
過去に陶酔して占める
-
きみの恋を偽称
-
恋した日をみたび棄てる
-
騙るんなら墓まで連れていけ
-
きみが欠けた背骨
-
山査子の花化粧
-
拓かぬ星の埃を払い
-
最たる愛をあげます
-
やさしさを忘れた獣
-
真実なんてたかが知れてる
-
純たる恋の昇華
-
君のすべてを呑み込んで
-
静かに実ったはずの恋だった
-
窓辺のまどろみにくちづけを
-
わたしに縋ってくれれば
-
黄昏のほとりと御伽噺
-
穢いものほど愛おしい
-
結晶喰らって宿したの
-
焦土の花を抱え待ち侘びる
-
僕らはなにも産みだせない
-
黎明がきみをつれていく
-
報われぬ恋を削ぎ落とす最善手
-
哀しみばかりを詰めこんだ踝
-
閉じたのは花弁を散らすから
-
あなたが暗がりへ行くならば
-
掌で溶かした想い出たち
-
幾つの祈りを集めるくせに
-
君の与える毒に抵抗できない
-
醜いものなら飲み干せる
-
朝陽は私たちを置き去りに
-
さようならなんて傷つくだけ
-
風に靡くささやかだった恋心
-
静寂をつまびらかに
-
まだ夜と遊びたい
-
涙するあなたは美しい
301-400
- 愛しあい草臥れて
-
息剥ぎ溺れろ
-
すくう未来が告ぐ
-
黎明を司る
-
流星招く魔女
-
極彩色と騙り尽く
-
僕に愛を濯ぐ
-
空を縁取る
-
花守のかく語り
-
光を真似て
-
銀河を解剖する
-
君の腕のなかが凡て
-
識らないと嘘ぶく
-
哀しみを問うた
-
痛みを説いた
-
恋よりも重い契り
-
おなじ命に成りえない
-
みつめるだけの場所
-
君の愛なんていらない
-
収束する終息
-
産声あげた星の祈り
-
君の火傷を舐め啜る
-
砕けた硝子なんかより
-
堕ちていく音が心地良い
-
最果てに囀って
-
君という熱に浮かされる
-
瘡蓋を剥いで恋を上塗り
-
うすら寒い繭で包んであげる
-
爪先を擦って夜伽へ
-
抱えた項に噛みついて
-
陽だまりの花霞
-
朝の目蓋のむこう
-
幸福を束ねて飾ろう
-
切なの閃光
-
穿て愛しきものよ
-
あなたが落ちる空蝉
-
どうか継いだ傷痕を離すまで
-
星の埋火をみようか
-
きみと沈む、白銀の夢
-
歪み映る恋とて
-
儚き痛みを寄せて
-
花影の袂へ君と
-
柔らかな恋の萼
-
満月と蝶のワルツ
-
花降る空のもとに
-
涙を蒔いて咲いた
-
僕に寄べるよもすがら
-
円く描いた惑星の詩
-
碧き鳥籠の謡い
-
僕に降る朝焼け
-
あまやかなる真珠
-
海底へ還る人
-
黄昏エンプティ
-
露椿の秘めた恋
-
落っこちた星の泪
-
角砂糖の雨
-
果て啼き終焉をなぞる
-
あなたの夢を標として
-
肯定された偽りの世界
-
Tell me,Want sin!(告げ、罪を欲せよ)
-
息をとめて、3秒で陥落
-
誰が為に紅を引く
-
砕けたマリービスケットの憂い
-
桜霞のdaydream
-
きみという筐に詰め込んだ
-
ほら、尽きる星々だね
-
僕を拒絶するサムサラ
-
君を迎える、恭しき闇
-
真っ逆さまマーマレード
-
生まれ出、やさしい初夏
-
死を描いた草冠
-
空白の心を食む
-
穿たれしは、果たして
-
新しい終焉で塗り替えて
-
ラストストーリー・エンド
-
遼遠を謡いし伽藍の人形
-
宿命に隠蔽された祈り
-
君に攫われた、ちっぽけな初恋
-
あたりまえの日々を助け出す
-
世界の片隅で微睡むべきもの
-
僭越ながらすきなのです
-
無垢を食んで育つ痛み
-
踝から満たす漣
-
きみが青碧に染まる頃
-
爪先のリズムを感じたなら
-
夢と希望と古傷を捏ねて
-
星稜たる刃、とこしなえに
-
私の澱みを受け入れて
-
犇めく木々の隙間を駆け抜け
-
冤罪を求む人形をくくる
-
雨垂れを誘う朝陽
-
とろり零れる冬霞
-
朝露の最中に口づけを
-
君の唇に咲いた六花
-
壮麗を冠した咎人
-
亡骸に寄せた頬
-
水底に消えた惜日たち
-
黄金に潜む
-
君と乱れて痛み分け
-
昏き掌のインタルード
201-300
- 忘れじの誓約
-
乳白色の星蕾
-
冷雨に潜む愛憎
-
声に紛れた真実
-
密やかに時を止めて
-
指先に宿る凶器
-
音もなく崩れて消えた
-
唇、僕色に染めてあげる
-
君といた或る場所
-
ふかく永く愛を語る
-
薔薇色、しとどに
-
揺蕩う花と君
-
彩花の夢と思われど
-
月にはなれない歪な形
-
幾何学のピアス
-
緩く撫でる宝石の成底ない
-
私を満たす緩やかな律動
-
筆で塗りたくるよりも簡単
-
眠りにつくような、岐れ
-
溶けていくように咲いて
-
瘡蓋になっても溢れるの
-
夜に溶け込む淋しさに似て
-
宵闇に生まれた怪物
-
呑み込んで、君の一部
-
死ぬ間際にしか伝わらぬ
-
此処から足を落とすだけ
-
殺された神の咆哮
-
其は黒き願いの果てに
-
閉じた目蓋の向こう、在る残光。
-
一寸先に宿る暗雲
-
邪と罵られた神さま
-
私が殺(しあわせに)してあげる
-
春の溺れる碧落
-
夜の目蓋
-
花守のエレノア
-
愛の遺骸
-
瑠璃の名残
-
沈黙した翠
-
僕らの抱える砂塵
-
bewailing/one's fate
-
カリオペの降らす花
-
闇のさらした光を視た
-
僕らの月にありがちなこと
-
円く成り損なった双子星
-
待ち侘びて腐った天体
-
色のむけた額縁と林檎
-
森の果てと揺らぎ
-
踏みとどまる淵のさき
-
夏の陰りと純白
-
背中合わせに亡霊を追う
-
指先でつついて化けた哀しみ
-
君の唇で、僕の呼吸を呑んで
-
白い漣の声は遠く近く
-
旅と意志は継がれていく
-
空から降る宝石
-
拝啓、海底の真珠
-
雨の音にまぎれた熱
-
きみの項を撫でる指
-
ありあまる幸せ
-
底知れぬ星々の灯
-
遠くでさざめく忘却
-
最果てへなにを願うのか
-
幾つかの約束のひとつ
-
春の眠りからの目醒め
-
アンヴィバレンスのみた夢
-
フレスコの花々
-
心に似た歪なかたち
-
朝焼けの抗い
-
光に弾かれたのは、君だよ
-
夕暮れに開き夜明けに蕾む
-
黄金に萌える夢のなか
-
幸いの花よ君の踝に
-
星の唄った夜
-
君の腕で焼き尽くして
-
継ぎ接ぎだらけの宝石
-
どうか醒めたときは祈っていて
-
驟雨に潰された背
-
ゼブラの煌めき
-
忘却からの羽化
-
天蓋のエピグラム
-
茫然と見下ろす、赤
-
緋色の希望
-
指を絡めてもなにひとつ繋がれない
-
星のなかに浮かぶ
-
人形みたい、君だったモノ。
-
補わなければ。一つだった僕ら。
-
庭に埋めた、憎悪と、限りない愛
-
嵌め込んだ、夢だった残骸
-
逃げつづけた結果、君は他人になる
-
胸を刺したのは耐え難い幸福
-
きみの居ぬ凍てつく夜
-
春風に乗せた藍色
-
透明なのだと、空を仰いで、識る
-
雨垂れのレースの脇から
-
六花の光
-
交わした花籠
-
風灯りに漂う粒子
-
砕かれた其れを貴方が組み立てた
-
絶望には甘い喪失
-
灰色だと失くして知る
101-200
- 絵空事だと描いて理解した
-
柔らかく捻じ曲がっている君
-
木々は水に、空は足元に、
-
踵を鳴らしてみせて
-
君の虹彩は強すぎる
-
僕が見張っているからね
-
見据えた私はどんな眸?
-
bluemoon fish
-
月桂樹の憂い
-
あなたの傷が欲しいのよ
-
アトロポスの涙/溜息
-
ガニュメデスの羽化
-
アトロポロジー
-
星の胎動
-
潮彩クラング
-
揺蕩うしずく
-
水底を往くひと
-
一生背負えよ、僕を罪ごと
-
思いを馳せたIF
-
忘却からの誕生
-
君の罪、僕の憧れ
-
あなたの愛で嬲って
-
愛することをおしえて
-
持ちつづけた、恋と呼べるもの
-
痛すぎる嫉妬より熱すぎる愛を
-
綻ぶように笑うひと
-
醒めないで捜さないで君がいたの
-
乱雑な心音
-
僕だけの生命維持装置
-
咲いた卵の殻
-
私の器が満たされる
-
身に纏うは嘘の衣
-
露濡れ君の羽
-
塞げども鳴り止まぬ
-
硝子箱に押し込めて
-
何者にも染められぬ頬
-
掻き乱してくれないの
-
愛の裂目
-
仮初の朝と君
-
君の記憶を花壇に埋めて
-
吐き出した欲望を舐めとって
-
亡くしたものはなに一つないはず
-
別離を何度唱えても
-
遠くで揺れる君の背
-
残影と痛み、陽炎と細い手
-
眠れねむれいつか愛された日々
-
季節に映る安らかな
-
縁取り固まる花の性
-
酔狂なる調べ
-
絶望へと向かうの讃歌
-
継ぎ接ぎを並べた隙間
-
たゆたう海のなかへ
-
誇らしそうに語るのは何者?
-
切り開かれた記憶
-
翡翠の眼差し、たなびく緋色
-
「かえるよ、君まで。約束」
-
交差した小指と透明な嘘
-
目蓋を閉じて。僕を感じて。
-
星のもとで謳う。君への告別を。
-
君が光に還るなら、僕は音を還そう
-
此処にいて手を握って頬に触れて
-
声をあげて泣いて欲しい
-
一秒経過しては朧げになる君のこと
-
色彩に移りこんだモディ
-
足首の骨のなかの宇宙
-
渦潮の森
-
あなたを奏でて私を謳う
-
解れた真緑の手紙
-
夜の恋に朝の喪失
-
愛に耐えてなにを得るの
-
引っ掻いたあとの「」
-
地面に埋まる鳥籠
-
一億マイル異なる空
-
私を飲み干して、その唇で
-
或る真実が怖くて嘘で固めた
-
痕を残すくらいなら聲を残してよ
-
煤けた頬を拭う
-
君の好きはまるで詭弁
-
ソフィズム・アリア
-
不器用な君と器用な僕の終わり
-
啄むように殺して
-
光に呑まれて君は謡った
-
枯れ果てたフィラメント
-
約束は果たされ、未来は砕かれた
-
君の声すら覚えていないのに
-
愛しくていとしくて、
-
昏き岸の謳が途切れぬよう
-
透き通る目蓋
-
忘却を手に、追憶を喉に
-
背中合わせでいて欲しいだけ
-
虚像カリオペ
-
慟哭エラト
-
下弦クレイオ
-
祥雲エウテルペ
-
昔日ウラニア
-
終刻メルポメネ
-
孤独テルプシコラ
-
白濁タレイア
-
星屑ポリュムニア
-
神々の創造と戯れ
01-100
- 切り取られた世界を繋げて
-
鳴らない鐘を鳴らそうと天使に成れぬ
-
宝石を手にすれば己の醜態に気づくのみ
-
堕ちた女神を美しく感じる僕は狂っている
-
誰の過去で未来を塗り潰しますか
-
教室の隅で死んだ恋
-
惨めったらしい蛮勇
-
この指から腐敗する夜
-
水底へ消えた聲
-
硝子に似た虹彩
-
何億光年の火種へ願いをこめて
-
零れた水は溶けて、散った花は死んで。
-
誰かのためと偽って
-
崩れゆく君の指先
-
優しさで幽明を斬り捨てた
-
黎明のように崩れ去る
-
割れて砕けて折れて軋んで鳴り響いた
-
きみの全てを抱えて逝けたのなら
-
君を求めて抱きしめてたものは残酷で
-
きみのいない日々に終わりがこない
-
またね、最期まで優しい嘘をつく
-
私の乾いた指に君が降る
-
乳白と交ざる慟哭
-
憂いの紺碧色
-
離れた途端、歪む気持ち
-
重なりあう愛と嘆きの果て
-
空高く木霊する錆びた声
-
柔らかく捩れた心
-
さんざめいて降るフリイジア
-
空蝉の渇いた断末魔
-
ちいさな星々よ、唄となれ
-
終曲にはまだ速すぎる
-
深き淵にて、僕は剣を持つ
-
僕らの間の無意味な空間を塗り潰す
-
月に置き去りにして
-
泥に潜む隕石と僕の心臓
-
いつか奏でた物語の残滓
-
歩んでいく先で愛を残せるか
-
星の色をしたあなたの聲
-
枯れた空に身を投じたら
-
悦楽を感じながら朽ちる
-
黎明が語るは
-
海が出来るまで泣いたら許してあげる
-
女神の微笑みを君にあげよう
-
天の加護を纏う紅い刹那
-
幻影に写った傷みに似て
-
繰り返す惨劇の果てに
-
あの空は世界の始まりを連れ去った
-
地に咲く希望の種を掻き毟った
-
蒼く滲んだ指先が涙をかえすまで
-
悪魔の囁きを渡そうか
-
氷雨をわけた熱を口説く
-
罪の烙印は掌に咲いた
-
夢に醒めた哀しみが
-
手繰り寄せた記憶の果てに
-
流れ出た空の隙間
-
虚空が散ったさきの
-
仄かに香る過去の遺物
-
絡まりすぎた僕らは互いを見失い
-
君が死ぬなら僕は嘯く
-
無償の愛なんていらない
-
他者は気づかぬ絶対的境界線
-
白灰に転がる千切れた月
-
蹴り上げた嘘の塊
-
その眸に星を魅た
-
最期の光は群青に溶けて
-
あなたの虹彩に捧ぐ
-
蒼く噎せ返るほどの黄昏の夏
-
翡翠を絡めて昔日を辿る
-
紫暗の奥に眠るもの
-
黄金に染まる蒼穹に君は堕ちて
-
すきだよというその唇が堪らなく愛しい
-
僕に委ねてみせてよ
-
この愛と引き換えに
-
閉鎖された君の居場所
-
確かな君のシルシを所望
-
鮮明すぎた君の色
-
君の残像と手を繋いで
-
香らぬ風は君に似てる
-
とこしなえにと信じていた
-
墜ちた華など醜いだけ
-
強くなるために踏み潰した矛盾
-
亡くしてしまった涙の在処
-
溶け込んだ憎悪
-
空を漕ぎ渡る
-
枯れ花の中に埋もれて
-
嘘の愛で焼け爛れた
-
唇に踊る旋律
-
夜明けなんて来やしない
-
いつか君が澄み渡るように
-
僕の破壊論を君にあげる
-
確かに涙は枯れ果てた
-
乱反射したままの恋
-
恋焦がれて愛を失う
-
不細工な硝子のように
-
あなたが染みた身体
-
その瞼ごと舐めとった
-
揺さぶられる熱
-
僕の酸素を食べ尽くして
-
愛を夜なゞ競いあう